今から10年ほど前、私は足にかゆみが出て、それから皮膚科にはちょくちょく行くようになりました。
その時期はいつも2月頃だったように思います。
12年ほど前は、田舎に住んでいまして、事情があって都会へ引っ越してきたのですが、
田舎での家屋は木造で隙間風が常に入り、自然に換気され、寒さも暑さも家の中で感じられていました。
しかし、都会で暮らし始めてだと思うんですが、皮膚がとても敏感になり、特に冬になると、足がかゆくなり、
とうとう皮膚科の病院にいかざる負えなくなりました。
ソックスによる皮膚のアレルギーだったのですが、もちろん初めての経験でした。
それから2・3年は冬になると発症していました。
また、これも都会に来てから発症した事なのですが、花粉症にもここ10年ほど
悩まされております。
田舎には36年間暮らしていたのですが、花粉症になったことは一度もありませんでした。
それが今では、2月の中ごろから3月にかけて鼻水は出る、涙は出るなど大変なおもいをしています。
花粉症は全国レベルで起こっているので仕方がない部分もあるのですが、
それが原因かわからないのですが2・3年前にじんましんを発症したこともあります。
環境の変化だと思うんですが、都会ではマンションに住んでいるので、外気はほとんど
遮断され、密閉度が高く、室温も冷暖房器具に囲まれています。
気温の差による皮膚への刺激は、皮膚を鍛えますが、マンションの中では温室化により、
また、密閉度が高いために、ちり、ほこり、ダニやカビなどアレルゲンとなるものが増加していき、
アレルギー疾患にかかりやすくなってくるそうです。
私の場合もマンションでの生活、それだけが原因ではないと思いますが、アレルギーに
敏感になったように感じます。
アレルギー
アレルギーには、環境の変化や食生活によるもの、両親とかの遺伝によるもの、など色々とあるそうですが、
私の場合では、環境の変化によるのかもしれません。
だって、田舎で住んでいたときは、なんともなかったのですからね。
都会では、工場や自動車からでる排気ガスによって、大気中に窒素配化物や硫黄配化物など化学物質があり、
これらを吸収するときに気道を刺激したりして、呼吸器系のアレルギー疾患にかかりやすくなるとも言っています。
また、田舎と違って、都会はアスファルト・コンクリートで覆われていますので、大気中の
花粉も重要な原因になっているのかもしれません.
私が2・3年前に発症しましたじんましんは、ここのところ治まっているのですが、皮膚科の先生から処方して
もらってる薬は、花粉症の薬でして、体がかゆくなってきたら、このくすりで治るのです。
私の場合、アレルギーは花粉症が原因のような気がします。
アレルギーにはその他に、衣類や洗剤などの化学物質も悪影響を与えたり、静電気を帯びた化学繊維や
毛織物なども肌を刺激したりいたします。
敏感な肌にじかに触れると炎症を起こすとも言われています。
私のアレルギー体験は、足のかゆみからきていますが、田舎から都会に生活の場を移し、
社会環境が変化して精神的なストレスが重なったことも要因となっているのかもしれません。
[参考文献]
『アレルギー全書』(法研)正木 拓朗 著
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