このデータは現代の天文学が明らかにした数学とほとんど誤差がないようです。
マヤ人はつきの周期はもちろん、肉眼では見ることができない海王星や冥王星の
存在を知っていたし、金星暦、火星暦、水星暦も知っていたといいます。
マヤの金星暦の一年は、現代天文学の数字とほぼ完全に一致していると
いわれています。
メキシコ国立人類博物館には、「太陽の石」と呼ばれてるマヤのカレンダー・ストーンが
陳列されています。
これは１７９０年にメキシコシティで発掘されたそうです。カレンダー・ストーンは
直径４メートル、重さ２５トンという巨大な石を円形に刻んだもので、
マヤの歴史が描かれています。
それによれば、現在の太陽は５つ目の太陽で、宇宙は４度生まれ変わったことを
示しています。
又、月の満ち欠けの周期や、金星、火星の周期などが正確に刻まれている
とのことです。
マヤ暦の起算点は、紀元前３１１３年であることが発見され、こんな古代になぜこれだけ精密な
天文知識を得ていたのか謎であろう。
「マヤ文明を築いたのは宇宙人だった」という説を主張する学者も登場してきました。
古代マヤ人は、恐ろしく進んだ数学知識を持っていたことも明らかにされています。
すでに５０００年前に、エジプトのピラミッドよりも壮大なピラミッドを建設していますが、
そのピラミッドは精巧な数学知識の集積といえます。
マヤ文明はすでに５０００年前に億の単位を使いこなし、ゼロの存在を知り、
小数点以下の計算までできていたこともわかっている。
グアテマラで出土した碑文からは、４億年前の過去についての記述があり、
彼らの歴史観がとても壮大であることがわかります。
マヤの数学の特徴は２０進法である。これもマヤ文明宇宙人説の根拠の一つに
なっているようです。
この特殊な計算方式も、マヤ人が地球人とは異なったルーツを持っているのでは
ないか、という説の根拠の一つになっているようです。
マヤ文明も、ある日突然途切れてしまっています。マヤ人は突然姿を消してしまい、
その行方もわかっていません。
１９６０年ソ連の研究者グループが、ユカタン半島の遺跡から古文書を発見しました。
半分以上が欠落していましたが、読み取れる内容は、「色の白い息子たちが雨を
伴わない雷神を従え、両手の先から火を吹きながら、大空からやってきた」
とあります。
研究者たちはこれこそ古代マヤ文明が宇宙からやってきた証拠だという。
もしそうであれば、古代マヤ人がこれほど高度な知識を持っていたことも分かる。
研究者たちは、突然何らかの理由で地球を後にし、宇宙へ帰還したという説を
となえている。それを説明するのがマヤの予言である。
古代マヤでは、１つの時代は１３バクトンで終わると予言されていた。それを計算すると西暦２０１１年
になるといいます。この情報をいち早く察知した宇宙人は、あわてて後にしたという。
古代マヤに限っては、宇宙人と地球人の間に紛争はなかったみたいで、
どの遺跡からも戦いの痕跡は発見されていない。
[参考文献]
『神々からの黙示録』（日本文芸社）平川陽一 著
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