食物アレルギー

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食物アレルギー


食物アレルギーといえば、私が高校2年生頃だったと思います。

両親が友人からシジミをもらって帰り、夕食の食卓に味噌汁として
いただきました。

そしたら、何時間もたたないうちに、
私の体じゅうがじんましんになりました。

両親はなぜかじんましんは発症せず、私だけでした。

食物アレルギーは、ある人にとっては何の問題もない栄養素となる成分であっても、
別の人にとってはアレルゲンとなりうるので、私の高校でのじんましんは、
それに当たるのでしょう。

食物アレルギーの三大アレルゲンは、日本の場合では、卵、牛乳、大豆といいます。
そばなどの穀物もアレルゲンになったりするそうです。

その他、どのような食べ物でも、人によってはアレルゲンになりえますので、シジミであたったのも
私にとってはアレルゲンと言えるでしょう。

たんぱく質や脂肪の多い食品、調理や加熱が少ない生ものとかに、アレルゲンが多い
ようです。

発症の理由

一般的には、乳幼児に発症しやすいといいますが、消化器官での消化吸収の働きと
免疫機能が不完全であるからだと言えるでしょう。

もう少し詳細に話しますと、アレルゲンになりやすいたんぱく質は、分解してアミノ酸に
できないと、たんぱく質のままで吸収され、それが体の異物と判断して、
免疫の抗体を作り、じんましんとして発症するのだそうです。

嫌いな食べ物を食べると、口の中がしびれたり、吐き気などの症状が出るので、
知らずにその食べ物が自分にとってアレルゲンであったりすることがあるようです。

食物アレルギーの診断

どの食物が原因になっているのか、検査によって調べることができます。
私が発症したシジミは食べてすぐにじんましんのような明らかにIgE抗体による
即時型反応ですので、すぐに原因食物が判ります。

しかし、食べてから24時間以上経っての症状などもあり、皮膚反応の場合など、
特定のアレルゲンを見つけ出すのは難しいと言われています。

食物アレルギーの症状は、生命にかかわるものから、皮膚症状が少し現れて治って
しまうもの、じんましんとして現れるものなど、さまざまだと思われます。

ミルクアレルギーでは、ミルクを吐く、下痢をするなどが主な症状で、ひどくなると血便、ぜん息、
湿疹がみられることもあるそうです。

私は小さい頃からミルクを飲むと、下痢をしていましたが、ここ4・5年ヨーグルトを毎日
食べているせいか下痢はしなくなりました。

食物アレルギーは、食後すぐに現れる即時型と翌日以後に症状の現れる遅延型とが
ありますので、原因となるアレルゲンを探すのは難しいようです。

しかし血液検査と皮膚テストでアルゲインを調べることは、判る可能性が高くなるそうです。

治療の中心は、アルゲインと判明した食品を食事から除去する、除去食療法ですが、
症状の程度によって、完全にその食品を除去するか、緩やかな制限を用いるかを
医師と家族で相談するといいようです。

食事療法をきちんと続けることで、早ければ6ヶ月ぐらいで、遅くても2・3年ぐらいで、
その食品も食べられるようになるみたいです。

また、除去する食品の栄養素を他の食品で補うことや、行き過ぎた食品の制限は
しないように注意した方がよいでしょう。


[参考文献]
『アレルギー全書』(法研)正木 拓朗 著
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